フラスタの話

こんにちは

さて、先日のDIALOGUE+のライブ「puzzle」お疲れ様でした
言いたいことはたくさんありますが、とにかく最高に充実した計2日間の公演でした
まあそのへんの感想はまた後で書きたいと思っています

一旦本公演の感想とは別でまとめたかったことは

twipla.jp

上記のフラスタ企画に関してです
まあこっちの方がライブ本体より書くの楽なんでね
というわけで、参考になるかもしれないけど多分ならないフラスタ備忘録です

 

①なんで立てようとしたの?

いきなり時系列が飛んでしまうのですが、遡ること2021年、ライブツアー「DIALOGUE+1」が開催されていた時期
東京公演で、例のアレ蔓延以降初のフラスタ受付可能になったわけですが、実はこの頃もフラスタ企画をしたいな〜という気持ちはありました(というかぶっちゃけtwiplaの下書きとデザイン案は作ってました)
しかし当時の僕は堂々の無職、赤字が出た際の出資能力が怪しかったことに気づいてしまったのと(結果的に赤字額払えた気がしないのでこれ自体は適切な判断だった)、同じくらいのタイミングで別で主催者が出てきたので、結局諦める運びとなりました
そんなわけで、未練っぽいものが残ったまま約1年、気づけばDIALOGUE+は次回の大型ライブ「puzzle」の開催を発表、例によって前回のフラスタ主催者の方々が企画を立案し、人によっては即座に野球の試合ができるくらいの人数を集めたりしていました
その時も迷いはありました、しかし気づけばフラスタ企画まとめの中には空白があったままでした、思うことはありましたが「仮にやったとして自分の所に人が来るか?」「一過性で言い出したところで最後まで責任持てるのか」「人来なかったら赤字額えらいことになるぞ」「まあ結局のところ誰かやるだろ」と決断力の無さが発揮されます


f:id:fuji_mas_22:20221014225514j:image

当時の迷いです、一番上のはなんなんだよ

そして2022年7月9日、大きなターニングポイントを迎えます

ch.nicovideo.jp

live.nicovideo.jp

その日は、飯塚麻結さんが元同級生でもある田中音緒さんと2人でやっている生放送番組「放課後ななじかんめ!」の有観客イベントがありました
ここで思わぬ展開が、「じゃんけんに勝った4人がステージに上がって出演者計4人とクイズバトル」という企画に、特に何も考えずに立候補します、そこで女性声優相手のじゃんけんには強いという謎の才能(以前ミリマスのアニonカフェのイベントでまあまあ勝ち上がったことがある)を発揮、なんと僕と一緒に手を上げている人数は4人を下回っていました
というわけでステージに登壇したわけですが

こんな感じ

ゲストの優木かなさんが西武のクラシックユニフォームを着た不審者を巧く(栗山巧さんにかけてる)調理してくれたおかげで、まあまあ爪痕を残せた?自覚があり、非常に満足した時間を過ごせました


f:id:fuji_mas_22:20221014225541j:image

ゲェジがよ

何はともあれ「推しと同じステージに立つ」という唯一無二の経験をさせてもらい、楽しい時間を過ごさせてもらった、そこに送り出された以上感謝の気持ちを伝えたいし、そこまでの思い出をくれたなら絶対にやらなければならない、みたいな感じで思い立ったわけです
まあ「これ認知もらえたやろwwwこのタイミングなら行ける行けるwww」的な邪な気持ちはぶっちゃけあった

②立案→花屋に見積もりに行くまで

twiplaを立てたのがいつだったのか探してみたのですが


f:id:fuji_mas_22:20221014225611j:image

その日の夜だったので本当に勢いでスタートしたらしいです(ほかななイベは終了時間が早く、イベントの打ち上げもした後にしては割と早い時間に帰宅したのもある)
そのため当時出せた企画案は

花屋:指定業者(逆に指定してくれたので助かった)
参加費:1000円(相場なので)
デザイン:あとで考える
絵師:あとで考える

鮮度と勢い以外の一切を無視したスタートです(まあ逆にこの勢いで決め切らなければ結局やらなかった可能性もあるので)
後先考えずにスタートしたわけですが、その翌日にるりさんがイラストを描いてくれるということで立候補してくれたのでお願いすることに
そして参加者も徐々に増えていき、「誰も来なかったらこっそりtwipla消そw」くらいに思っていた当初のスタートから一気に気が引き締まります


次に考えるべきがデザインと予算
「まずは基本的な所を作って、後は予算次第で色々足して…まあ3万円くらいかな?」というわけで「予算3万くらい?」とツイートすると

twipla.jp

上記企画主の1人の鴨橋さんから

「花屋に見積もり取りました?」

と一言が来ます
f「まだですね…もしかしてもっと高い…?」
鴨「その倍くらいしました」

そしてDMで質問すると、見せられたものは倍くらいどころか倍以上の額が書かれた見積もり書

「これヤバイ所に足突っ込んだのでは?」

とはいえさすがに引くわけにはいかない、呑気な考えはすぐに吹き飛ばされ、慌てて花屋に見積もりを取りに行きます(地の利を活かして?直接交渉しました)

交渉の中身はあまり出さないようにしたいのですが、花一段と二段の差を聞いたらギリ負担できる赤字額から負担できない赤字額になったので、即答で一段にしたりしました。低賃金契約社員でごめんなさい

 

ぼく「(当時の)赤字でレプユニ2着買えるじゃん…」(レプユニを金額の単位にするな)

 

財布にとっては厳しい船出となりました

 

③支払い方法・特典内容などの整理

今回出した支払い方法として
・現地受渡し
・PassMarket
の2つを用意しました
その中でも特徴的なのはPassMarket決済の導入なんだと思いますが、導入した理由は


・過去参加したフラスタ企画の主催者が使っていた
・他主催者の各TOクラスの知名度と人望があるわけではないので、とりあえず何か特徴をつけたい
・現地に行くのが難しい人もいると思うので、「現地に行く人だけがフラスタに協賛できるわけじゃない」という形を示したかった
・面白そうだったから


といったことが挙げられます

特典でポストカードを用意することは立案と同時に決めていました
こちらの理由は


・過去参加したフラスタ企画でもらったことがあったし、その時に嬉しかった
・ただ参加してもらうだけではなく、なにか記念品として残るものを作りたかった
・面白そうだったから


といったことが挙げられます

その支払い方法、参加口数などを聞くために使ったツールは、twiplaのDM送信機能です
他の方はGoogleフォームの用意など別の方法を取っていた方もいるのですが、結果的に自分には一括でDM送信→その後は個々のDMで支払い方法、場合によっては個人情報の確認、というやり方がフィットしました(まあ人数が20人少しだったのでDMで管理するのがギリギリ可能な数だったのもある)
そこで聞き取った情報をまとめたのが

このようなExcelで作成した表でした
使い方としては
①twiplaの参加者名をとりあえずコピペして参加者の把握
②参加者個人のプロフィールを開いてTwitterIDのコピペ
③アンケートを送ったかの記録を付ける(入力規制をかけて○とキャンセル用の未確認以外の文字を選択できないようにする)



④参加口数を入力、右の行に1000×口数の計算をするように設定して参加費用を表示
⑤事前に入力規制を設定し、支払い方法を選択

「大阪」「東京」は一目でわかる我ながら上出来のユニバーサルデザイン

指定以外の文字を入れるとエラーメッセージが表示されます

とくにおまえ(特定の人物)


⑥支払い確認・郵送確認欄は③の○だけ入力できる方式に、特典受取方法欄は⑤の指定文字列だけ選択できるように設定

という表を作った上で、ファイルはOneDriveに自動で保存されるように設定
これで複数端末でデータの編集が円滑にできるようになったり、入力したデータの保存を忘れてデータが消失することを防げるようにしました

 

~応募者全員サービス~

学生時代に取ったOfficeソフトの資格でイキれる貴重な機会なので、今回使用した表を公開します、勝手に改変改良してどうぞ(pass::0415)

71.gigafile.nu


④完成まで

花屋に代金を払う、当たり前だけれども大きなハードルを乗り越え(給料日に即横流し自転車操業)となると大方のことは終わっているのですが、それでも金と責任を預かっている以上油断するわけにはいかない、というわけで時系列順にその後のことをまとめると、いきなり来るのが大阪公演での代金受け渡し
こちらは皆様のご協力もあり特に滞りなく行うことができました、改めてありがとうございます
(ついでに、その際に渡したポストカードが突貫工事版(隅が切れてる)なので、本完成版との交換希望があればいつでも言ってください)
大阪公演終了後は一刻も早く記憶から消したい福岡行きを挟んでイラストと参加者パネルの印刷依頼
こちらはイラスト担当のるりさんから紹介があった業者をそのまま利用したのですが、「まあ都内だし自分で取りに行けばいいや」と細かいことを考えずに事務所まで取りに行くと、なんとそこから花屋まで徒歩10分
この事を知ってのことか偶然かはともかく、非常にありがたかったです

www.oleshop.net

ここ

無事にパネルを渡したのが9月18日、これでこちらから渡すものは全て渡したので、残りは完成を待つのみとなりました
そこから約半月、花屋さんから完成品の画像が送られてきました

ここまで来てやっと全部やりきったという実感が湧いたのと、最初に受け取ったときはちょっと大きすぎない?となった参加者名パネルが思いのほかちゃんとバランスが取れていたことで、ただただ安堵した限りです


そしてライブ当日、フラスタは客席近くの通路にあったため、みんなに見てもらえる形で用意していただけました、改めて見てみて「本当に出来たんだ…」などとよくわからない感想を抱いたり、ちょうど自分の目の前に並んでた方が本企画の参加者の方で、「ここに名前入ってる」と指を指して言っていたのを見るや否や「ありがとうございます!」とタイミングを考えずに言いに行ったり(ちなみに特典を渡しそびれていた方だったので、このタイミングで気づけたのはとても運が良かったです)アイマス関係の知り合いで初めてDIALOGUE+現場に来たオタクに「自分が作ったのこれ」と紹介したり、素敵なライブに花を添えるには非常に貴重な思い出となりました

その後は特典の郵送等の諸作業を終えて、当初からちゃんと出そうと思っていた収支報告をします



 

 

 

 

 

レプユニ1着分ちょいです、まあこれも経験ってことで()

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/JDIP1DEPOABC?ref_=wl_share

デジタル募金箱です

まとめ

改めて改めて、今回は本企画へのご参加とご協力ありがとうございました、「自分が言い出して人来るのか?」からのスタートでしたが、こんな自分を1ミリでも信用してくれた方々のおかげでしっかり形として残すことができました
まあ-1万円ほどになったのは僕の実力不足でしょう、また企画をする機会(と金)があったときは、またパワーアップしたものを作りたいですね
というわけで、この企画や参加した記憶が皆様のライブの思い出にも少しでも花を添えられていたのなら、これ以上のことはありません

 

おわり